雲南市では、キャリア教育を教育の中心とし、キャリア教育推進プログラムである「『夢』発見プログラム」を市内全保育所、幼稚園、小学校、中学校で取り組んでいます。これは、ふるさと雲南を学ぶことを通して、「社会に貢献し夢や希望をもってたくましく生きぬく子どもの育成」を目指すものです。
また、学習意欲を向上させ将来への夢や希望をもつ子どもを育成するためには、自己肯定感・自尊感情を高めることが重要であると考えています。そこで、異年齢“ナナメの関係”の意図的な関わりが、活動中やその後の児童生徒の自己肯定感・自尊感情の高揚に効果的であることに着目した活動を展開しています。
いくつかの調査によって雲南市の生徒は自己肯定感が低く、集団生活で人と交わる力が低い、すなわち社会を生き抜く力が不足していると判明した。
この原因は行政システムの不備、社会教育が学校任せ、遅延の希薄化、地域の回帰の意識が低いという地域の課題が浮き彫りにされた。
「社会に貢献し夢や希望をもってたくましく生きぬく子どもの育成」を目指す
地域に根差した生涯学習(郷土愛)・たくましい子供の育成(生きる力)↓郷土への回帰↓持続可能な社会の実現(金・物・人材のサイクル)
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・教員数(採用教職員の減) ※義務標準法・週五日制による授業時間制約 ※学校教育法・教育現場と行政との壁 ※慣例
・地域一体となった協働体制の構築・リーダー(教育長・首長)の実行力・特別教育課程の編成(教育特区)
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住民・企業(地域愛)自然・風土・伝承・歴史・文化長老・宮司・職人・ビジネスマン
・社会教育主事・教職員・人材育成会社・外部の教育研究機関
大学生・高校生議員・パイロット・警察・農家…寄附金(ホシザキ)…
島根大学等連携
「行政」「学校」「地域」の協働によるキャリア教育
キャリア教育プログラム策定→
・就労体験プログラム
・地域文化祭の企画運営
・コーディネーター登用(橋渡し)
・斜め戦略
平成18年度~平成27年度~平成31年(4年間)
事業費 900万円(19年度)※文科省:学校支援地域本部事業(H20年度~)
・社会教育主事・教職員・人材育成会社・外部の教育研究機関
・教育支援コーディネーター(行政)・地域コーディネーター(地域文化)・社会教育コーディネーター・地域の企業(地域産業)・学校(教職員)・家庭(親、PTA)・集落支援員(交付税あり)
・コーディネーターを活用した行政、学校、地域との十分な連携(継続実行)・プロジェクトに対する地域の理解・強いリーダー(教育長・市長)・教育長の人脈
・アンケートから地域と関わる中で豊かな人間性(やる気の増加、社会貢献意欲の向上)が備わった。→(子供たちは学力が向上した。夢と学力の相関)・郷土愛が育まれ地域への回帰(大学生等のプロジェクト参加)
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・不登校・予算(財源)・家庭教育(親や家庭での子供への教育)
○保幼小中高校の連携「夢」発見プログラムの見直し・高校生の欄の追加、乳幼児期の充実・地域、幼保小中学校と高校が連携してキャリア形成を促す・土曜日授業の充実・若手社会人による出前授業・体験活動プログラムの充実・不登校児童の減
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プラチナ構想ネットワークが開催する自治体職員の研修であるプラチナスクールの卒業生の合宿でこの雲南市のプロジェクトを研究対象としてワークショップを行いました。その時の資料紹介しておきます。外部から見た雲南市のプロジェクトの理解です。ワークショップの最初のセッションで雲南市から直接講師をお招きして抗議してもらいました。その結果です。