1. プロジェクト名
たかはま夢・未来塾事業 (愛知県高浜市)

2. 概要

【たかはま夢・未来塾とは】
高浜で育つ子どもたちが豊かな経験を積みながら広い世界で活躍できるよう、2006年頃から、市内在住の小学4年生から中学3年生を対象にさまざまなプログラムを提供している。
【目的】
子どもたちが、各界で活躍する人々や社会のリアルな事柄との「出会い」をきっかけに、多様な「挑戦」を行う中で、問題解決能力、創造的思考力、コミュニケーション能力を高めるとともに、子どもたちの「夢・未来・志」、「市民意識」、「国際感覚」、「感性」を育てることを目的とする。
【取り組み内容】
2020年度は、8つのプログラム(「ロボットクラブ」「発明クラブ」「映画ビデオクラブ」「ディベートクラブ」「英語でアートクラブ」「Learning Games Club」「まんがクラブ」「おもしろサイエンスクラブ」)を開講、110名の塾生が学んでいる。
(方針)
①継続的な学びの場
②子どもは誰でも参加できる場
③地域の教育力を育てる場
【効果】
卒塾生の中にはロボットクラブで学び興味をもち、プログラミング知識を就職時に活用し、現在エンジニアとして働いている方など、市内を飛び越えて活躍している姿がうかがえる。また、直近の先輩である卒塾生の活躍は現役塾生への刺激・憧れに変わり、さらに活動を洗練するきっかけにつながっていること等から循環型教育を果たすことができている。

高浜市たかはま夢・未来塾事業.pdf

3. プロジェクトを企画した理由・課題(状況)

・高浜市においても年少人口の減少が続いている。
・14年前から未来への投資として本プロジェクトを実施。
・市内の小学校4年生から中学校3年生までの子どもたちを対象に、「高浜で育つ子どもたちが日本各地や世界にはばたくリーダーとして育ってほしい」との思いがある。
・学校では学ぶことのできない様々なプログラムを通して、学ぶ心を養い、感性を磨き、子どもたちが直にふれあい学ぶことのできる環境を整えていくことで、“自分も将来こうなりたい!”と思ってもらえるような「夢・未来・志」を持つことのできる子どもたちを育てたい。
・地域が主体となってつくる子ども達の学びの場としての位置づけ。

4. プロジェクトの達成目標

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5. プロジェクト実行に関連した政策(有れば)

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6. プロジェクト実行に関連した規制(有れば)

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7. 上記規制をどう解決、回避したか

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8. プロジェクトに対する国、県の補助金・支援政策(具体的な補助金事業名、年度、金額)

特になし

9. 補助金に対する報告書のファイル

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10. プロジェクトに投入、活用した地域資源、地域人材

・地元企業である豊田自動織機やデンソーの現役社員や元社員
・学校の教師

11. プロジェクト推進の協力者、協力団体(商工会議所、NPOなど)

・市内企業

12. プロジェクト推進の産学連携や技術(有れば)

・高浜市教育委員会が教員に対してプログラミング講習を行う際、夢・未来塾ロボットクラブの講師が指導。
・愛知人権教育推進のための調査研究委託事業への協力という形で、ディベートクラブの塾生が討論大会・びワークショップに参加。
・ ロボットクラブは、愛知県で開催されるロボット国際大会の県強化支援チームとして採択、専門家の指導やロボカップ関連大会への参加(2019年にロシアモスクワにて開催)費用負担などの援助を受けた。

13. プロジェクトを構成するプログラム(プロジェクトで実施した行動)

・普段なかなか出会うことができない各界で活躍する方や社会のリアルな事柄との「出会い」をきっかけに、多様な「挑戦」を行う中で、問題解決能力、創造的思考力、コミュニケーション能力を高めるとともに、「市民意識」、「国際感覚」、「感性」を育てることを目的とし、2006年6月に市民中心のたかはま夢・未来塾実行委員会を立ち上げ学校講演会や塾内講座を実施してきた。
・子どもたちが広く世界に羽ばたくための力を養う目的で開催されており、2020年度現在は下記の8つのプログラムを提供した。
①ロボットクラブ
自律型サッカー競技ロボットを製作し対戦、上位チームは東海・全国・世界大会に挑戦する機会がある。
②発明クラブ
元小学校教員や地元企業有志等による工作を実施し、「あいち少年少女創意くふう展」などへの出品を目指す。
③映画ビデオクラブ
自分たちでストーリーを考え、オリジナル映画を制作。
④ディベートクラブ
小学生・ディベート初心者向けのコースと、中学生・ディベート甲子園を目指す選手コース、大会への出場も行う。
⑤英語でアートクラブ
外国人講師による英会話を行いながら、芸術作品の作成も行う。
⑥Learning Games Club
外国人講師による英語での歌・劇・ゲームを行う。
⑦まんがクラブ
高浜市出身・在住の漫画家の「たかはまこ」さんの指導で、オリジナルマンガを描き上げる。
⑧おもしろサイエンスクラブ
学校では行わないような科学実験を行う。

14. スケジュール(行程表)

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15. プロジェクト予算(年度ごとの金額、あれば予算書)

・運営資金は、市委託料、企業協賛金など。

16. プロジェクト遂行で調達した専門人材(エンジニア、デザイナー、知財関係など)

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17. プロジェクト推進・運用組織(あれば組織図)

・たかはま夢・未来塾運営に関しては、適宜、理事の弁護士や教育関係者、企業経営者から持続可能な組織運営、講座の発展可能性に関して意見を得ている。

18. プロジェクトの成功要件(要因できるだけ多く)

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19. プロジェクトの結果(出来れば数値)

(例 ロボットクラブ)
・H19 アトランタ大会  サッカー:プライマリ:優勝(高浜)
・H20 蘇州(中国)大会 サッカー:プライマリ:優勝(高浜)
・H21 グラーツ大会   サッカー:プライマリ:スーパーチーム3位(高浜3rd)
・H22 シンガポール大会 サッカー:オープンリーグ3位(Team Takama Little)
・H23 イスタンブール大会 CoSpaceダンス:プレゼン賞( ApiTaTk)
・H24 ロボカップジュニアジャパンオープン2013東京:決勝トーナメント出場
・H27 合肥世界大会 サッカー:プライマリ:個別チーム成績3位
合同チー厶ベストチームワーク賞(ポルトガル、シンガポール、メキシコ、日本)
・H28 ロボカップジュニアジャパンオープン2016愛知:決勝トーナメント出場
・H29 ロボカップ2017 名古屋世界大会 サッカー:プライマリ:優勝
・H30 ロボカップ2018 大会 サッカー:プライマリ:優勝

20. プロジェクトによる地域の変化

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21. プロジェクト遂行後も残る課題(未達成、見えてきた課題)

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22. 上記の課題を解決するさらなる展開(プロジェクト、フォローアップ)

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23. 横展開を考えている人への助言、特に苦労した事

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24. その他関連情報、資料

・たかはま夢・未来塾では、プログラミング教育(ロボット教育)等に関しては、先駆的な取り組みを行えているため、現在世の中の趨勢である教育のGIGAスクール構想への関与などが期待される部分がある。
・常に新たな取り組みや固定概念の転換を掲げており、昨今の新型コロナウイルス感染症対策として一部の講師をリモート参加として塾を開講するなど時代に合わせた講座運営を行っている。